【JASSO奨学金12】奨学金返還のあれこれ - JAM 日本アニメ・マンガ専門学校

こんにちは！ JAM入学相談のママ中原です☆

続けてまいりました奨学金シリーズ、中締めは「卒業後の返還について」です。

返還は卒業した年の10月から、毎月口座引落で返還となります。
どこの口座から返還するか？は卒業前に指定できます。

奨学生本人以外、保護者の方の預・貯金口座でも申込できますよ☆
ちなみにこの引落口座指定の手続きには「リレー口座加入申し込み」という名前がついています。
自分が返還した奨学金が後輩の奨学金になるので、

奨学金を「リレーする」という意味が込められているんですって…！

卒業後７月下旬～８月上旬頃に、日本学生支援機構から

「口座振替（リレー口座）加入通知」が送られてきます。

そこで返還開始月や返還の明細、毎月いくらずつの返還になるかをお知らせしてくれるわけ。

毎月の返還金額や、合計何年で返還するかは、日本学生支援機構の指定通りとなり、

自分で好きな金額や年数に変更することはできません。
でも、
「毎月もうちょっと多く払ってもいいから、早く返還を終わらせたいなー」っていうこと、ありますよね？
そんなときには『繰上返還』ができます！
繰上返還は全額を返還しても、一部だけ繰上返還してもOK。

一部繰上では繰り上げた分の返還期間が短縮されます。

第二種奨学金の場合、短縮された期間の利子はかからなくなりますのでお得ですよ☆

反対に「ちょっと、返還が大変だなー…」って思うことも、もしかしてあるかもしれません。
実は、奨学金にはいろんな返還猶予のための制度があるんです！

将来、例えば失業しちゃったり、病気で仕事が難しくなったり、災害の被害にあったりしたとき、

返還が難しくなったら、救済制度を申し込むことができます。

一つは『減額返還』。
今まで通りの金額を毎月返還するのは難しいけれど、少なければ払える…！というときのための制度です。
この制度を利用すると、返還月額を「1/2」もしくは「1/3」に減らすことができるんです！
減らした期間に応じて返還期間を延長して返還します。

もう一つは『返還期限猶予』。
一定の期間、返還をストップできる制度です。ストップした分だけ、返還期間が延長されます。
「病気で入院している間は返還をストップして、退院して仕事復帰したらまた再開したい」

なんていうときにちょうどいい制度ですね。

また、JAMを卒業してからもっと勉強したくなって、他の学校に進学した、なんていう

勉強好きな方のためには『在学猶予』があります。
新しく進学した学校を卒業するまで、JAM時代の奨学金の返還をストップしておけるんです！

こうした救済・猶予の制度は、事前に本人から日本学生支援機構に申し込みをする必要があります。
返還を延滞するといろんな不利益がありますから、延滞してしまう前に手続きをして、

上手にいろんな制度を活用していけるといいですね。

奨学金シリーズをお読みいただきありがとうございました！
何かわからないことや詳しく知りたいことがあったら、いつでもJAM入学相談室にお問い合わせください☆
奨学金は自分への投資！　制度を知り、正しく活用して、すてきな未来の自分を目指しましょう！

応援しています！

※本稿は奨学金についておおよそのイメージをつかんでいただくため、わかりやすさを考え各種の例外事項や詳細な説明等を割愛している部分があります。

ご了承ください。

奨学金は学生個々の事情に応じてさまざまな手続き等が設定されています。実際のお手続きの詳細、またご不明の点等については事前に必ずご確認ください。

また本校事務局までお問い合わせください。

完成！【奨学金まるわかりガイド】！