アニメ・イラスト・マンガ・3DCGデザインの専門学校 - JAM 日本アニメ・マンガ専門学校

News & Blog アニメーター科 仕上げの授業 スキャニング編

アニメーター科 仕上げの授業 スキャニング編

お疲れ様です。

アニメーター科福澤です。

時が経つのは早いもので、もう6月です。

春アニメも中盤に差しかかり、夏アニメの情報も徐々に出始めてきました。

ちなみに私の夏アニメヒット予想は「ボールルームへようこそ」です!

いやぁ、早く観たい。

 

さて、夢を実現させる学校JAMでは、今日もビシバシ授業が進行しています。

今日はアニメの制作工程「仕上げ」の授業です。

仕上げ、デジタルペイントと呼び名はありますが、JAMでは仕上げで統一しています。

それは、仕上げの本来の役目を忘れてほしくないからです。

 

現在、アニメーションの色塗りは紙の動画素材をパソコンで取り込み、

RETASというソフトでペイントをしています。

ですが、アニメの色塗りはただの色塗りではありません。

次工程の撮影に、撮影ができる素材としてセルを仕上げることが目的です。

故に、「仕上げ」です。

最終的な完成画面まで考えた作業が必要になります。

この本来の目的を忘れてほしくないので、この呼び名で通しています。

 

仕上げの作業工程は大きく分けて3つです。

①スキャニング

②線修正

③ペイント

 

授業では、各工程を一つずつ丁寧に進めていきます。

今回は①スキャニングです。

まずは、「確実な作業」

これができるだけで、基本の作業を任せることができます。

それが出来るようになったら次は「スピード」です。

アニメの仕事は出来高制のため、手の速さは収入に直結します。

 

また、「自分は何分で何Cutスキャンできる」という限界を知っておくのは大切です。

いざ!というときチームの助けになれますし、効率的な作業を生むことができます。

そして、スピードを上げるため、自分のキャパを増やすため授業で努力を重ねています。

 

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https://youtu.be/4s6wPcsLkco

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