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│オープンキャンパス
こんにちは!JAM入学相談のママ中原です☆
奨学金シリーズ、今回は貸与奨学金の「申込区分」という、
また細かい話…
奨学金申込希望の方に、説明会などで解説をしているのですが
案外皆さん、引っかかるのがこれなんですわ。
なかなかわかりづらくお伝えしづらい…!
何の話かというと。
例えば予約申込の場合、「申込のてびき」にはこう ↓ 書いてある。
進学後の在学申込で使う「下書き用紙」だとこんな感じ ↓ ね。
これさぁ、違い、分かります…?
奨学金の採用・不採用は「学業基準」と「家計基準」によって決まり、
その基準は奨学金の種類によって異なります。
第一種奨学金に採用される基準と、
第二種奨学金に採用される基準は 違 う。
「ホントは第一種がいいんだけど、ダメだったらどうしよう…」という状況も
起こりうるわけです。
そんなとき、
「絶対に第一種だけがいい!第二種だったらいらないわ!」というのが
予約申込の案内でいうところの番号「1」、
「ホントは第一種希望なんだけど、ダメなら第二種でもしょうがない…」というのが
番号「2」です。
併用貸与、両方の奨学金を利用したい!という場合、
基準が第一種とも、第二種ともさらに異なります。
家計基準でいうと、「併用」の家計基準がもっとも厳しく、
「第一種」はもう少し緩やか、
「第二種」ではかなり緩やかになります。
予約申込案内の番号「4」は
「絶対両方がいい! 片っぽだけなんてイヤ!
片方だけならいっそ一切いらないわ!」という意味。
この場合、いちばん厳しい「併用」の基準に当てはまらない場合は
第一種、第二種については、基準に当てはまっていたとしても採用されず、奨学金は一切振込されません。
1円も貸与ないんだよ!
予約申込案内の番号「5」だと
「併用」基準がNG、「第一種」基準がOKなら第一種採用となりますが
第一種基準もNGの場合、第二種の基準がOKだったとしても採用されず
奨学金は一切振込されません。
第一種の最高月額は、自宅通学¥53,000、自宅外通学¥60,000。
必要な金額がそれで大丈夫なのかどうか、ちょっと確認が必要ですよね。
番号「6」でようやく
「併用」NG、「第一種」OKなら第一種採用、
「併用」も「第一種」もNGでも、「第二種」OKなら第二種採用、という結果になります。
第二種は家計基準が世帯年収1,000千万円くらいまで大丈夫ですし
月額も最高¥120,000まで利用できるので
まあ、比較的どなたでも必要は足りるんじゃないかな…
番号「7」は、「併用」NGなら即第二種採用、というものです。
「6」との違いは第一種の基準を考慮しないこと。
「6」で申し込んで、第一種の基準に当てはまってしまうと
月額が第一種最高の自宅¥53,000、自宅外¥60,000になるよ、という点。
金額大丈夫?という話になるわけです。
うーん、おわかりいただけただろうか。
説明会で、いっつも学生さんが話聞きながら寄り目になっていくんだよねー…
大事なのは、まず「自分がいくらの奨学金が必要なのか」を把握しておくこと。
それさえ決まっていれば
基準に当てはまらない場合はどの選択が次善の策なのか、おのずと判断できます。
必要額や使い道をしっかり考えておいてくださいね!
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