アニメ・イラスト・マンガ・3DCGデザインの専門学校 - JAM 日本アニメ・マンガ専門学校

News & Blog 昔はキモヲタでした。。。

昔はキモヲタでした。。。

こんにちは!

 

 

アニメーター科のフクザワです。

 

 

少し自分の高校時代を思い出して

 

 

書いてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高校時代はバトミントン部に所属していましたが、

 

 

毎日の楽しみはアニメを観る事でした。

 

 

なんで観ていたか問われても、あまり思い出せません。

 

 

とにかく楽しかった記憶は残っていますし、

 

 

今でも当時観ていた作品は視聴します。

 

 

特に記憶に残っているのは

 

 

・真月譚 月姫

・AIR

・いぬかみっ!

・神魂合体ゴーダンナー

などなど

 

 

若い皆さんは知らないですよね(笑)

 

 

 

15年前はアニメを観ている人も多くはなかったので

 

 

アニメが好きだという事実は一部の友人だけに話して

 

 

多くの人には隠していました。

 

 

当時は隠さなければいけないほど、

 

 

アニメを観ている人間は厳しい目で見られたのです。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1日アニメを観ていた時間は、

 

 

5~6時間くらいでした。

 

 

朝は録画した深夜アニメを3本1時間半観て、

 

 

夜は先週のおさらいを再生した後

 

 

リアルタイムで視聴という感じで

 

 

アニメ漬けでした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アニメを観ている時は、

 

 

なんというか、特別な気持ちになりました。

 

 

普段味わえないような高揚感もそうですし、

 

 

集中しすぎて、アイキャッチが入ると

 

 

「えっ!?もう半分!!??」

 

 

という感じで、体感は2分くらいに感じました(笑)

 

 

そんなアニメに関わる日々の全ての出来事が楽しかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、その楽しさを共感したいのですが

 

 

周囲とは出来ない悲しさがありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

当時「コードギアス」も放送されており

 

 

これなら行ける!

 

 

と思い、紹介した結果

 

 

酷い目にあったのを覚えています。

 

 

高校時代は自分の大好きなものを誰にも共感してもらえず、

 

 

それでもアニメをとても尊い存在として認識していた。

 

 

そんな記憶があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、アニメばかり観ていてはいけない。

 

 

そんな思いも進路決定が近づくにつれて

 

 

内心ありました。

 

 

大好きなアニメ業界で働けたらどんなに幸せなことだろう。

 

 

でも、自分には絶対無理。

 

 

頭も良くないし、人に褒められる特技もない。

 

 

アルバイトしたこともないし、彼女もいない。

 

 

当然絵なんて描けないし、描いたこともない。

 

 

ただあるのは、アニメが好きな気持ちだけ。

 

 

きっとアニメ業界に行く人は、

 

 

すごい才能を持った選ばれし人なんだろうなぁ。

 

 

自分には無理だから、入れそうな地元の会社に就職しよう。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高校3年生の4月はそんな風に毎日考えていました。

 

 

夢を持っていることは恥ずかしい。

 

 

アニメ業界に行きたいなんて周りに知られたら何を言われるか分からない。

 

 

だから、周囲には就職するとか進路なんか考えていないとか。

 

 

嘘を言って自分をごまかしていました。

 

 

そうしていれば、努力しない自分を観なくてすみましたから。

 

 

親に迷惑はかけられないとか、

 

 

不安定な仕事はよくないとか、

 

 

もっともらしい言い訳をならべて

 

 

無意識、無能でいることがその時の自分の防衛策だったんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、

 

 

納得できない自分も確かにそこにいました。

 

 

一度きりの人生、これでいいのか!?

 

 

そんな時、高校の行事で

 

 

大学、専門学校の合同説明会に強制参加することになりました。

 

 

最初は適当な学校を聞いて流していこうと思いましたが、

 

 

そこにアニメの専門学校のブースを見つけました。

 

 

その時の感情は今でも覚えています。

 

 

今ここでそのブースに行けば、

 

 

クラス全員に知れ渡ることになってしまう。

 

 

ここはスルーだ。

 

 

スルーして友人についていって興味のない学校の話を聞くんだ。。。でも。。。

 

 

葛藤でした(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間、積もり積もった想いが爆発したんだと思います。

 

 

クラス全員が観ている中、

 

 

自分を震えたたせ、一歩足を出しました。

 

 

ここから私の人生は、大きく変わることになります。

 

 

間違いなく、人生のターニングポイントでした。

 

 

そして、結果として私は東京のアニメ制作会社に就職することになるわけですが

 

 

そこまでも多くの試練と出会いと葛藤があるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのお話は、またいつか機会があれば。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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