【マンガクリエイト科】広報つばめ12月号 「マンガ広報」の絵仕事!
みなさん、こんにちは!進路相談室です!✋今回は在校生の実績を紹介しますー!✨ 広報つばめ12月号 「マ ・・・
│絵仕事受注・コンペ実績
こんにちは。
アニメーター科のフクザワです。
アニメーター科の授業は「描く」授業が大半です。
なぜならアニメーターは高度な技術職だからです。
ですが、それと並行して「観て」、「考える」授業もあります。
そこではアニメ作品をクラス全員で鑑賞して意見を交わし、レポートを作成しています。
TVや映画、配信などで普段から見ている作品は一つの「答え」です。
視聴者として興奮し楽しむのではなく、
冷静にどんな工夫がありどんな仕組みで映像が創られているのか分析します。
お客さんとして楽しむだけでは作り手にはなれません。
例えば、お菓子屋さんを目指しているなら
「ケーキおいしい!!」だけでなく、
「どんな材料でこの味になるのか?」、「自分が作ったモノとの違いはなにか?」
など、制作過程そのものに興味を持つ必要があります。
複雑なものほど1から10まで手順が説明されることはないので、
プロの作品を観察し、研究し、理解し、再現することは大きな学びになります。
▲『少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』視聴後のディスカッション風景
観察し、考えてた答えは正しいとは限りません。
自分の考えや、気づきをクラスメイトと共有し解像度を上げていきます。
そこでは「確かにそうかも。」、「その視点はなかった!」、「観てる場所が全然違う!?」
など新たな発見もあります。
その後はその作品に関わった作り手達のインタビュー記事などを読み、
レポートにまとめてもらいます。
形式は意見としてWordにA4一枚分にまとめてもらうか、
絵として感じたことや要素を入れ込んで提出してもらいます。
以下、学生レポートを一部紹介(東京ゴッドファーザーズ視聴後のレポート)
『この作品はキャラクターの芝居を作品の重要な柱とし、「芝居そのものを見せ物にする」というのをコンセプトの一つとしているそうです。監督は、混同しがちである「芝居」と「運動」を差別化することで、芝居とは何を意味するか説明していましたが、芝居において重要なのは、「他ならぬその人物がしている」という観点であり、動きだけでなく「止め絵の一枚にも当然芝居はある」そうです。はなちゃんが走っている、ぎんちゃんが歩いている、はなちゃんがどういう様で座っているのか、ぎんちゃんがどう立っているのか、というようにどんな運動・ポーズにもそのキャラクターにしかない個性を見出しているのだと考えます。作中に出てくるキャラクターは・・・』
私は30年間毎日自分の顔を見ています=上手に似顔絵が描けます⇒✕
私は30年間毎日自分の似顔絵を描いています=上手に似顔絵が描けます⇒〇
アニメが大好きで毎日観ることは尊いことです。
ですが、作り手を目指すなら見ている時間と同じくらい描く時間を増やす必要があります。
もちろんいきなりは無理なので徐々に徐々に増やしていきます。
初心者はこの「描く時間を増やす」が、とても難しいです。
だからこそ同じ志を持つ仲間と一緒に乗り越えましょう(^▽^)/
そのための『学校』です。