コンニチハ！マンガクリエイト科の児玉です。

「鬼滅の刃」すごいですね！業界が待ちに待った、大ヒット作品です。

作者もファンも楽しめるように、温まってほしい限りですね。✨

児玉がおススメなのは、7巻と11巻です。

7巻は、教務室で読みながら、３回泣きそうになりました（(笑)）

読み進めてる最中…♪

さて、今日は「セリフの話」です。

マンガは絵とセリフがあるからこそ物語であり（「無声漫画」もありますが）

「言葉」の遊びを使わない手はありません。

セリフはキャラクターの心です。

年齢も、性別も違えば、性格も変われば…、同じ言葉を語るはずがありません。

児玉は授業の中で

「告白する時のセリフはどう書くか？」

と問います。男性から、女性の場合ですね(*’▽’)

「前から君の事好きなんだ」　好きという言葉を使うとか

「付き合わない？俺たち」　これも王道かー？

「お前が、欲しい」　ちょっとギャグっぽく見えますが、伝わりますよね？

「好きだ」　児玉が大好きな俺物語の猛男ですね♪

「俺らお似合いじゃん」「つきあお」　フキダシ分けてのセリフ

などなどなど、

要するに、ただ言葉を使うのではなく。どんなキャラが、どんな気持ちで、どのように言うか！

さらに、読んだ人が、ときめく、キュンキュンするための言葉ですから、

ただ何となくで考えてほしくないところです！

セリフは本当に奥深くて

１人称の種類は豊富、私、ぼく、自分、それがし、拙者、俺、ミー、

また「…」の使い方や、フキダシをわける手法、文法以外の子供っぽさ、お年寄りっぽさの表現など

とても魅力が詰まっているわけです。

これを考えるだけでも、漫画家になれる気がします。

有名漫画にある、「心に残るセリフ」、のように素敵なセリフが思いつくことは

漫画家に必要な能力なのですから！

「鬼滅の刃」の吾峠呼世晴先生はセリフがとても素晴らしいです。

児玉がぐっと来たセリフは

「そんなの関係ないよ。俺を手助けしてくれたアオイさんは

もう俺の一部だから。アオイさんの想いは俺が戦いの場に持って行くし」

というセリフです。

これまでの物語があって、炭治郎君の人となりがグッと込められたセリフだなと思いました！

さて、次回は「デジタル作画のメリット、デメリット」！！

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